できることなら広い玄関、たっぷりとある収納、ウォークインの土間スペースを備えた住宅に住みたいですよね。
限られた玄関スペースは多くの人に共通する悩みの一つです。
しかし、狭い玄関の場合でも、収納を工夫することで快適な空間を作ることができます。
今回は、玄関収納の最適な配置について考えてみましょう。
狭い玄関の収納力アップのための基本ポイント
- スリムな家具を活用する
- 多機能家具を導入する
- よく使うものを手の届く場所に
- 不要なものは厳選して整理する
- 収納アイテムに工夫を凝らす
では、順番に見ていきましょう。
1.スリムな家具を活用する
狭い玄関では、スペースを有効活用することが大切です。
スリムなシューズラックやコンパクトな収納ボックスを選ぶことで、限られたスペースでも効率的な収納を実現できます。
スリムなシューズボックスといえばこういったタイプが代表的ですね。スペースに余裕があれば、2台並べて置くのもおすすめ!
オープンタイプだと通気性もよく、圧迫感もないので狭い場所にはピッタリです。
壁に取り付けられるハンガーやフックも便利な収納アイディアです。
天井つっぱり式のラックだと設置も簡単で、鍵置き・小物置きとして便利です。また、傘立てにもなりますね。
2.多機能家具を導入する
玄関には、収納だけでなく、座るためのスペースも必要なことがあります。
例えば、収納付きベンチやスツールを置くことで空間を有効に活用することができます。
収納スペースも増えて一石二鳥ですね。
奥行25cmとスリムなので場所をとりません。収納部には目隠しがついているのですっきりとした印象ですね。
下に普段使うスリッパや靴を収納できるコンパクトなスツール。木製のオープンなデザインなので他のものとも合わせやすいです。
3.よく使うものを手の届く場所に
よく使う傘やカギなどは、手の届く場所に収納することで使い勝手が良くなります。
壁に取り付けられるポケットやフックを利用すると、これらの小物をすっきりと収納できます。
また、お子さんが使うものは子供の身長に合わせた位置に配置すると、自分で取り出しやすくなります。
さらに、子供たちのカバンや傘をかける専用のフックを設置することで、家族全員が自分のものを管理しやすくなります。
空いている壁面にこのようなレールを取り付けするのもおすすめです。フックのほかオプションで簡易ラック、ポケットなども設置できます。
工具も要らず、簡単に取付ができるウォールラック。玄関周りのディスプレイや小物置きに使えて便利です。
4.不要なものは厳選して整理する
玄関はいろいろな物が集まりがちな場所ですが、不要なものを厳選して整理することも大切です。
季節ごとに必要なアイテムを切り替えることで、スペースを有効に使いながらすっきりとした玄関をキープできます。
5.収納アイテムに工夫を凝らす
無印良品やニトリなど、収納アイテムが豊富なショップを利用すると、機能的でおしゃれな収納が手に入ります。
引き出し式の収納ボックスや可動棚を使うことで、必要に応じて収納のレイアウトを変えられるのも魅力です。
ニトリ)壁に取り付けて小物などをディスプレイできるウォールシェルフ。壁面が空いていて気になる場合なんかはおすすめです!
狭い玄関でもおしゃれに見せるアレンジ方法
照明と鏡で広がり感を演出
玄関に鏡を置くと、出かける際の姿見としての役割だけでなく、視覚的にも広さを演出することができます。
また、上り框の下やシューズボックスの下などの空間に間接照明を設置すると、立体的なおしゃれな空間にみせることができます。
グリーンやインテリア小物の取り入れ方
季節に合わせた植物やインテリア小物を飾って楽しむことも忘れてはいけません。
その季節に合った花や植物をワンポイントで飾るだけで来客を楽しませて、なにより気分をあげることができますね。
色と素材のコーディネートのポイント
あまり多くの色を使いすぎないことがまとまりのある空間にするポイントです。
シューズボックスなどの面積が大きいものは、建具に合わせるか、もしくは壁紙に合わせるとスッキリした印象になります。
インテリア小物として木工細工、寄木細工などの統一感のあるものもおすすめです。
天然木を組み合わせたパネル。両面テープで貼るだけで簡単に模様替えができます。壁や棚に貼るのもおすすめ!
また、スライドショーを表示することができるデジタルフォトフレームも動きが出て新鮮ですね。
スマホからwifiで写真を転送できるデジタルフォトフレーム。リビングや玄関に飾って思い出を身近に置いておけますね。
まとめ
いかがでしたでしょうか?
狭い玄関の収納力をアップし、快適な空間へと変えるためのアイデアをご紹介しました。
色や素材のコーディネート、アイテム選び、照明など自分にあった方法を試してみてくださいね。
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