インテリアコーディネーターとは、空間を美しく魅力的に演出し、過ごしやすい環境をコーディネートするスペシャリストです。
これまでの経験を踏まえながら、インテリアコーディネーターの仕事内容について分かりやすくお伝えしていきます。
※インテリアコーディネーター資格試験について知りたい方はこちらの記事をどうぞ
インテリアコーディネーターの業務内容
1.デザインコンセプトの立案
クライアントとの打ち合わせを通じて、インテリアデザインの目的やコンセプトを明確にし、プロジェクトの方向性を決定します。
何度も打ち合わせを行って、納得のいくコンセプトを作り上げていく、結構根気のいる作業だよ。
2.空間プランニング
インテリアデザインにおける空間の最適な配置や使い方を計画します。家具や家電の配置、間取りの変更など、快適で機能的な空間を作り出すための工夫が求められます。
間取り図を描いたり、レイアウトを作成したり、どういう空間にするかを分かりやすく伝える必要があるんだ。
3.カラーコーディネート
色の選択と組み合わせによって、空間の雰囲気や印象を演出します。壁紙や塗装、家具やインテリアアクセサリーなど、要素ごとの調和を図ります。
インテリア全体のカラーのバランスを取りながら、個々のアイテムまでトータルでのカラーコーディネートを行うスキルが求められるんだ。
4.照明計画
照明の配置や種類を選ぶことで、空間の明るさや影の表現を調整します。室内のアクセントや重要な要素を強調するためにも重要な照明のプランニングを行います。
いろんな照明の種類や特徴を知っておく必要があるし、デザインだけじゃなく、明るさや照明効果についても知識を持っていないとね。
5.素材選定
床材、壁材、カーテン、家具などの素材を選定し、テクスチャーや質感のバランスを考慮します。耐久性やメンテナンス性も考慮し、クライアントの要望とデザインコンセプトに合った素材を選びます。
カタログと睨めっこする時間が増える部分だね。各素材の機能性なんかも重要なポイント!
6.家具・インテリアアイテムの選定
クライアントの好みや使用目的に基づいて、家具やインテリアアイテムを選定します。スタイルやデザイン、機能性を考慮しながら、空間に調和したアイテムを提案します。
いろんな素材やアイテムについての知識が必要。インテリア好きにとってはまさに力が入るところだね。
7.コスト管理
プロジェクトの予算内で最適なデザインを実現するため、費用の見積もりやコスト管理を行います。クライアントとの協力を通じて、予算とデザインのバランスを取りながら進めていきます。
もっとも基本となるところ。どんなに素晴らしいデザインでも予算が合わないと実現できないからね。
8.プロジェクト管理
インテリアデザインのプロジェクト全体を管理し、スケジュールや納品期限の管理、施工業者との調整などを行います。クライアントとのコミュニケーションを円滑に行いながら進めていきます。
実際に家具などの納品を手伝うこともあるんだよ。取付を行なったりとかね。
9.インテリアアクセントの提案
空間にアクセントを与える要素として、アート作品や照明、装飾品などを提案します。クライアントの個性やテーマに合わせて、空間に魅力と個性を加えるためのアイデアを提供します。
イメージに合うものが見つからなくて、アートや装飾を自作したりもするよ。
10.施工現場の監督
実際の施工現場で、設計図に基づいて工事が進むかを監督します。クオリティの管理やトラブルの解決、デザインの実現に向けた指示を行い、完成までのプロセスを見守ります。
設計事務所勤務なんかの場合、現場管理することも多いよ。
11.その他付帯する業務
その他にも各業務に付帯する様々な仕事があります。例えば、プランニングに必要な商品の撮影、セッティング、POPやチラシの作成、イベント参加、etc。
インテリアコーディネーターであっても、他の社員と同様の業務も行うのが普通だよ。
まとめ
インテリアコーディネーターの仕事は、美的センスやデザインスキルに加えて、コミュニケーション能力やプロジェクト管理のスキルも求められます。クライアントの要望を汲み取りながら、それを実現させていくのがこの仕事の醍醐味ですね。
これからインテリアコーディネーターの資格を目指そうという方は、こちらもどうぞ。
僕はインテリアコーディネーター資格は独学で取ることができたけど、場合によっては体系的に学べる通信講座を利用した方がいいかもね。
コメント