最近の住宅は断熱性能がずいぶんと上がってきていますが、冬場の部屋はやっぱり寒いですよね。
特に、窓際に行くと余計に寒さを感じます。
そこで、インテリアコーディネーターとして活動してきた中で気づいた、ちょっとした工夫でできるカーテンのアイデアをご紹介します。
フックを調整するだけで保温力アップ!
カーテンの吊り下げ位置がポイント
ご存じのように、一般的なカーテンにはカーテンを吊るすためのフックが付いています。
フックのタイプによっては吊り下げ位置を調整することが可能です。
フックを調整してカーテンを床につくまで下げてあげましょう。
冷気はカーテン下の隙間から部屋に入ってきますので、床を引きずるくらいが寒さ対策としてはおすすめです。
フックをかける位置を変えてみよう!
カーテンの吊り元(開かない方)のフックはどこにかかっているでしょうか?
画像のように一番端にかけてある場合がほとんどだと思います。
ですが、このフックを『レースカーテンのレールの端』に『レースカーテンと一緒』にかけてあげましょう。
そうすることで、カーテンと壁の距離が縮まり隙間がなくなり、保温効果がアップするのです。
カーテンと壁の間の隙間をなくすことで、遮光性もアップします。
100均を活用しよう!
使い勝手抜群の100均アイテムの活用法
両開きカーテンのカーテン同士に隙間はありませんか?
この隙間からも冷気が流れ込んできます。
この隙間を解消する便利アイテムが100均で簡単に手に入ります。
マグネットで両方のカーテン同士をくっつけられる便利アイテムです。
ダイソー 隙間防止クリップ2P厚手カーテン用
もちろん、隙間をなくすことで遮光性もアップします。
カーテンに裏地を取り付けよう!
重ねることで空気層ができ、保温性が向上!
より保温性を高めるためにはカーテンに裏地を付けてあげるのが効果的です。
びっくりカーペット 遮熱断熱・防音効果!後づけ裏地・完全遮光・手洗いOK!
既存のカーテンに簡単に取り付けられるので、季節によって取り外ししやすいカーテン用裏地を活用するのがおすすめです。
おすすめの保温カーテン5選!
選び方のポイントと共に、機能性とデザインを兼ね備えたおすすめ商品紹介します。
部屋の保温性を高めるためには、
1. 裏地付きのカーテンを選ぶ
2. 遮熱・断熱コーティングされたカーテンを選ぶ
という2つの方法があります。
裏地付きカーテンの特徴
カーテンに裏地をつけるとこにより、生地にしっかりとした重みが加わるため、ゆったりとしたドレープが生まれます。
それによりデザイン的にも存在感が出ますので、デザインにもこだわりたい方は裏地付きのカーテンがおすすめです。
また、生地と裏地の間に空気の層ができることにより、保温性がアップします。
Sourire
縦のウェーブラインが美しいデザイン。
落ち着いたカラーバリエーションなのでどんな空間にも合います。
裏地付きカーテンなので保温性もバッチリです。
Opera
落ち着いたカラーで無地系のカーテン。
上質な素材感がホテルライクインテリアにマッチします。
裏地付きで遮光1級のため、夜も安眠できそうですね。
Dario
北欧風の優しい風合いとデザインが印象的なカーテン。
柔らかな手触りはインテリアに温かみをプラスしてくれます。
遮熱・断熱などの機能性カーテンの特徴
機能性カーテンは主に生地に樹脂コーティングを行うことによって機能性を高めたカーテンです。
そのため裏地付きカーテンよりは軽量な場合が多く、操作性・メンテナンス性、防音などの機能性に優れています。
一方で生地にコーティングされていることにより固い仕上がりになっている製品が多く、デザイン的には裏地付きのカーテンの方が優れています。
Retreat
どんな部屋にも合う無地デザイン。
さりげないヘリンボーン柄の生地に3層構造のコーティングを施しており、保温性に加えて、完全遮光、防音機能も付いています。
しかも、軽いのでおすすめです。
Diamond
最近人気のホワイトカーテン。
壁面がホワイト系なら部屋が広く、明るく見えるので人気ですね。
機能も遮光1級、遮熱・断熱と申し分ないですね。
まとめ
いかがでしたか?
今回は既存のカーテンを生かして保温性をアップさせる小わざや100均のアイテムを利用した方法、また、新たに保温カーテンを購入する際のアドバイスについてご紹介しました。
インテリアコーディネーターとしては今回ご紹介したアイデアに加えて、春〜夏用、秋〜冬用の2セットを用意しておいて、模様替えするという方法もおすすめですよ。
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