【天然木】一枚板の割留めを「ちぎり」と呼ぶ理由

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わたしは天然木の一枚板を商品として扱っていた経験がありますが、

天然木の魅力
  • 同じ樹種でも一枚一枚形や木理が異なる
  • 同じものは2つとない希少性
  • 時とともに表情が変化する

天然木はこういうところが魅力ですよね。

その天然木に使われることのある”割留め”についてお話ししたいと思います。

一枚板に使われる割留めとは?

その一枚板にたまにこのようなリボン型のものが付いているのをご存知ですか?

全ての一枚板に付いているわけではありません。

自然のものですので、中には割れや節、穴などの欠点があるものがあります。

ところが、人と同じでその欠点が時には「味」となって、我々を魅了することもあります。

そういう「木」を使用する場合、

「割れがこれ以上広がらないように」

割留めとして、このリボン型のものを使います。

これを「千切り」といいます。

デザインとしても可愛らしいですよね。

割留めを「千切り」と呼ぶわけ

この「千切り」

「契り」という字をあててもいいかもしれません。

割れてしまった木同士が、これ以上離れないように「契り」を結んでいるのです。

そういう思いで見てみると、

このリボン型のアクセントがとても愛おしく、健気に見えてくるから不思議です。

ちなみにこの「千切り」には一般的に黒檀やケヤキ、ウォールナットなどの硬い材が使われることが多いです。

きっと、硬い「契り」を結んでいるのですね。

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