私もインテリアに関する仕事を始めて10年以上経ちますが、その仕事内容は本当に多岐にわたります。
しかも、インテリアに関する仕事どれをとっても、”インテリアコーディネーターでなければならない“という類のものではありません。
それでは、いったい”インテリアコーディネーター資格“とは何なのでしょうか?実際の経験を踏まえて、分かりやすくお話ししていきます。
インテリアコーディネーター資格とは
公益社団法人インテリア産業協会によると、
「毎日を心地よく暮らしたい」という思いは、誰でも持っています。心地よさの感覚は人それぞれですが、好みの色や素材を使い、自分の趣味やライフスタイルに合った空間では気持ちよく過ごすことができます。インテリアコーディネーターは「どんな風に暮らしたいか」をヒアリングし、「こんな雰囲気の空間に住みたい」というアバウトな要望を具体的に住まい手のライフスタイルに合った住空間に導きます。インテリアや住宅や商品に関する幅広い知識・専門的な技術などを駆使し、家具やカーテン、照明等の商品をトータルにプロデュースすることがインテリアコーディネーターの仕事です。
公益社団法人インテリア産業協会
とあります。
つまり、インテリアや住宅、商品に対する幅広い知識を持つことの裏付けがインテリアコーディネーター資格ということになります。
インテリアコーディネーターの資格を所持しているということは、そういった幅広い知識を持っていることの証ということですね。
インテリアコーディネーター資格試験について知りたい方はこちら。私が資格取得の際に行った独学での勉強法などについてもまとめてあります。
インテリアコーディネーター資格取得のための通信講座について知りたい方はこちら。
インテリアコーディネーターの仕事内容とは
インテリアコーディネーターの仕事内容について分かりやすくまとめていますので、こちらもどうぞ。
インテリアコーディネーターの行う仕事内容はとても幅が広く、勤務先の業種によって大きく異なっています。
私の場合は家具店に勤めていましたので、
- 接客
- 商品の提案
- レイアウトの作成・ご提案
- 商品の配送・設置・組立(取付)
- 内装工事の積算・ご提案
- 内装工事の立ち会い・管理
などが主な業務内容でした。
他にも、チラシのデザイン作成や写真撮影、売り場のレイアウト作成なども行っていました。
業種ごとの仕事内容についてもまとめてありますので、↓の記事もどうぞ。
インテリアコーディネーターへの依頼方法について
新築のレイアウトや部屋の模様替えなどをインテリアコーディネーターに依頼したいと思ったらどこで依頼すれば良いのでしょうか。
ハウスメーカーで依頼する
主に新築やリフォームの際に施工するハウスメーカーなどでは、インテリアコーディネーターを抱えている場合が多いです。
ほとんどの場合、こちらから切り出さなくても色々とアドバイスを行ってくれるでしょう。
インテリアショップで依頼する
家具の買い替えなどでインテリアショップを利用する際は、そのショップにいるインテリアコーディネーターに相談が可能です。
そのショップで扱っている商品に関して的確にアドバイスを受けられます。
インターネットサービスなどで依頼する
インテリアコーディネーター個人のサイトやクラウドワークス・ココナラ といったサービスを利用することで依頼することもできます。
クラウドワークスが提供しているスキル出品サービス”PARK“。
過去の作品やポートフォリオなどを公開している場合、そちらを参考に自分の好みにあったインテリアコーディネーターに依頼することができます。
インテリアコーディネーターにも得意分野・苦手な分野がありますので、自分の希望にあったコーディネーターを見つけることが大切です。
インテリアコーディネーターの利点
インテリアコーディネーターの利点は、本業で得た知識やスキルを利用して副業・独立することができる点です。
具体的には、
- 商品に対する知識
- コーディネート、プランニングの経験
- 間取り図、レイアウトの作成
- パース作成能力
- 調整能力
- デザインに関する経験
- カラーコーディネート能力
といった本業できたえたスキルを副業でも利用することができます。
おすすめの副業についてはこちらにまとめてあります。
インテリアコーディネーターの収入は?
インテリアコーディネーターはいったいどれくらいの収入をもらっているのでしょうか。
勤め先の企業により異なりますが、
勤め先の給料(歩合がある場合も含む)+資格手当(5,000〜20,000円)+役職手当(役職者の場合)
といった一般的な会社員と同様の給料に資格手当がプラスとなる場合が多いです。
また、副業や独立して活動している場合は、
- 案件ごとの成果報酬
- ブログ収入
- 記事の執筆料
- 講演料
- 商品販売手数料
などが収入源となります。
稼げるかどうかは努力次第といった面も大きいです。
セミナーなどにも積極的に参加して、新しい知識や最新のトレンドなどの情報収集をおこなっておくとインテリアコーディネーターとしての幅も広がります。
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