最近周りでも黒ナンバー(営業ナンバー)を取得し、ギグワークを行う人が増えてきました。
私も最近黒ナンバー(営業ナンバー)を取得してきたので、その時の体験をご紹介します。
黒ナンバー(営業ナンバーとは)
黒ナンバーとは軽貨物運送事業を行う車両に取り付ける黒地に黄色の文字のナンバープレートです。
この黒ナンバーがないと軽貨物運送事業を行うことはできません。
以前は取得できるのは、軽貨物車(軽トラや軽バンなどの4ナンバー車)に限られていましたが、令和4年10月27日より5ナンバーの軽自動車でも取得できるようになりました。
黒ナンバーの取得の流れ
提出書類
黒ナンバーを取得するためには、軽貨物自動車運送事業経営届出書というものを出さなければなりません。
それと合わせて運賃料金表・運賃料金設定届出書・事業用自動車連絡書の合計4枚の書類を作成して最寄りの運輸支局に届出を出します。
この書類を作成するにあたって私が利用したのは、”freee許認可“というサービス。
無料登録するだけで簡単に軽貨物自動車運送事業経営届出書が作れてしまいます。
もちろん運賃料金表など提出書類一式ができるのです。
このサービスを使用して提出書類ができるまでわずか5分ほどしかかかりませんでした。
できた書類の手直ししたい部分だけ修正して完成です。
運輸支局
さて、freee許認可を使用して作成した書類を実際に運輸支局へと提出しなければいけません。
freee許認可では、入力情報を元に最寄りの運輸支局の情報についても教えてくれます。
ちなみに私の最寄りの運輸支局では受付時間が8:45〜11:45、13:00〜15:30となっておりましたので、提出の際は時間にゆとりをもっていきましょう。
このあと軽自動車検査協会で実際に営業ナンバープレート(黒ナンバー)をもらいに行く都合もあるので、午前中のうちに運輸支局へと行っておくのがおすすめです。
運輸支局でかかる時間は5〜10分程度。
※ただし、混み具合によっては待ち時間が長くかかることも考えられます。
軽自動車検査協会
運輸支局で受付印を押してもらった事業用自動車連絡書と車検証、現在のナンバープレートをもって軽自動車検査協会へ行きましょう。
受付に尋ねると、ナンバー登録用OCRシートと軽自動車税納付証明書に必要事項を記入して、外したナンバープレートとともに持ってきてください、とのこと。
ナンバープレートを外すための工具(プラスドライバー、スパナ)も借りられるので、その場で工具を借りて外すと良いでしょう。
この書類、書き方の見本が置いてあるらしいのですが、私は見つけられませんでした。
窓口に持って行って聞いてみたら、丁寧に教えてくれましたので、分からなかったら聞きにいきましょう。
書類が書き終わったら、窓口にナンバープレートとともに持っていきます。
その後何度か呼ばれますが、そのまま従って待っていれば最後にナンバープレートを渡されます。
ナンバープレート代1,500円(私の行った場所では)を支払って終了です。
ここでの所要時間はこちらも混雑具合によって違いますが、30分〜1時間ほどでしょうか。
まとめ
黒ナンバー(営業ナンバー)を取得するには、以上のような流れになります。
時間としては,書類の作成〜ナンバー取得まで1日あれば取れてしまう感じですね。
私の場合は事前に書類だけ作成しておいて、午後一に運輸支局、その後軽自動車検査協会、ETCの再セットアップという流れでした。
ちなみに、ナンバーが変わったためETCは再セットアップが必要になります。
まあ、すぐに高速を使うわけではないのですが、忘れる前に早めにおこなっておいた方が良いと思います。
軽貨物に関する記事はこちらの“軽貨物style”もどうぞ。
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